「お母さん、あれなあに?」町でもよく見かける子供からお母さんへの質問です。
初めのうちは「あれなんて書いてあるの?」のようにすぐに答えられるものだからいいのですが、やがて「何でお空は赤いの?」と夕焼けを見ながら聞いてきます。
お母さんは知識を駆使して何とか答えますが、そのうち「神さまはどこに住んでいるの?」などのように、すぐには答えられないような質問をしてきます。
だんだんイライラしてきて「お母さんは今忙しんだから後でね」と言って、そのままにしてしまうこともあります。
その結果、せっかく芽生え始めた好奇心を踏みにじることになって、積極性のない子どもになってしまいます。
もし即答できない事柄であれば「お母さんも分からないから、ちょっと調べてみようか」と子供と一緒に答えを探すようにできれば最高です。
さらに答えがはっきりしない観念的な問いには「それは難しい問題だけど、お母さんはこう思うの・・」とお母さん自身の考えを披露してあげれば、子供は納得するでしょう。
どちらにしても、お母さんの心の広さがモノをいいます。