今日が人生最後の日だと思って生きなさい 小澤竹俊
人間は欲の塊です。
すべての欲を完ぺきに叶えることはできません。
しかし、今日が人生最後の日だったらと想像し、もし、やっておかなければ絶対に後悔するということがあれば、健康なうちに手をつけておいてもよいかもしれません。
一方で、健康なとき、人は中々抱えているものを手放すこと、他人にゆだねることができません。
ところが、人生の終わりが近づくと
「自分の力でできないことは手放そう」
「他人にゆだねよう」
と思うようになります。
そこで人はようやく、自分を縛っていた拘りから解放され、本当の幸せに気づくことができるのです。
自分でちゃんとやらなければという思いにとらわれ、苦しんでいる人は、是非一度「今日が人生最後の日だったら」と想像し、手放したり他人にゆだねたりできることがないか、考えてみてください。