願い

感謝とは、今、存在しているものにするものです。
私たちは、戦国時代の将軍様以上の生活をしています。
にもかかわらず、いつも不平不満を言い、あれもない、これも足りない、無いものばかりを探しています。
感謝のない人は、無いものばかりを見つけて数える天才なのです。

神社は、お願いするところではありません。
「大学受験を受けられるところまで健康で過ごせ、また一生懸命、勉強できる環境も与えていただきました。ありがとうございます」と、感謝するところなのです。
私が神様なら「どうか、試験に合格させてください」と、願うだけの人は絶対に合格させません。
「努力もしないで、都合のいいことばかり願うのではありませんよ」と。
それより「神様、いつもありがとうございます。神様もたくさんの人からお願いされて大変ですね。神様もどうか、お元気で・・・」と労わってくれる人がいたら、全体に合格させてあげます。
それが人情(神様に人情があるかどうかは知りませんが)です。

親は子どもに「信じているよ」「信じているよ」と、何があっても言ってあげてほしいです。