頼まれやす人に

自分を磨くのは大切かもしれませんが、その前に「頼まれやすい人」になってみたらいかがでしょう。
「この間、楽しい人に会ってね」と、言われるのは最高です。
頼まれにくい人とは、笑わない人、不平不満・愚痴・泣き言・文句、こういう言葉をずっと言い続けてきた人です。

頼まれごとが来たときは、その内容が気に入ったとか気に入らないとは言わずに、ただひたすらに「はい、分かりました」と言ってやっていきます。
するとそのうち、自分がある一定の方向へ向かっていくのに気づきます。
やがて、毎日が頼まれごとで埋まるような人生になっています。
このようになると、社長に気に入られなければ出世しないとか、首になったらどうしようとか、思わなくなります。
どこでどんな仕事をしても、誰かが仕事を依頼してくださると分かるからです。

努力して頑張って自分を磨いて、ずっと上がっていこうと、その道だけを信じて必死で生きている人は孤独です。
自分の殻に閉じこもって頑張ろうとするので、中々頼まれごとが来ません。
だから余計に、寂しくて努力するのです。
努力とは、自分の嫌いなことを頑張ってやることなんです。
自分の好きなことは、どんなにハードでも辛いとは思いませんし、努力しているとも思いません。
ただ、好きだからやっているのですから。