選ぶことができる自由が与えられていることに気づく

今日が人生最後の日だと思って生きなさい 小澤竹俊

社会の中で生きている以上、時間的、経済的な制約や人間関係のしがらみなどに縛られてしまう部分はあるでしょう。
しかし、いつでも食事をとることができ、好きなときにトイレに行き、お風呂に入れること、外出が自由にでき、仕事の内容や将来の夢を自分で決められること、それはとても恵まれた、幸せなことです。
そして、日々の選択の積み重ねが、今の皆さんの人生を形作っています。

自分は不自由だ、少しも思うように生きられていない、やりたいことが全然できていない、という思いに捉われてしまったときは、一度、立ち止まって考えてみましょう。
自分はいったい、何に縛られているのか。
本当は自分自身で、「やらない」ことを選択しているのではないか。
今のままの人生では、本当にいけないのか。

人には本来、選ぶことができる自由が与えられていること、自分が常に、いろいろなことを選びながら生きていることに気づけば、人生の見え方が少しだけ変わってくるのではないかと、私は思います。
もしかしたら、そこから新たなことに挑戦し、人生や生活を変える覚悟や、あるいは今の自分の人生を肯定する感情が生まれてくるかもしれません。