達観

わたしの落書帳から

幸せをなくしてしまう「落とし穴」がある。
ものごとを、大げさに考えてしまうことだ。
お金が少し足りないのに、たくさん欲しいと考えてしまう。
病気になったら、すぐ治ってほしいと考える。
ああなりたい、こうなりたい、というのは、若者が将来を考えるには必要かもしれないが、余計な願いや希望は幸せをなくす要因になる。

ガンになりました。
「治して!!」と懇願しても、治る方法があるなら医者がやってくれる。
打つ手がなければ、仕方がない。
ガンでなくても、人は必ず死ぬのだからあきらめるしかない。

人は必ず死ぬ。
ならば、欲をかいても「仕方がないか」と思えるようになれれば、しめたもの。
心が穏やかになること間違いない。
そして、今日を真剣に生きようと思うようになる。