過程を認めてあげること

子供が学校へ通い始めると、お母さんの頭の中は「成績」のことで一杯になってしまいます。
テストの点数で、我が子の能力を示されてしまうのですからどうしても関心が成績にいってしまいます。
おまけにそれは、「○○君よりはできる」「××ちゃんより負けた」という比較を可能にさせるものなので余計です。

10人いれば1位から10位までの子がいるわけですが、ビリの子が人間的に劣っているわけではありません。
大切なことは、その子が自分の力をギリギリまで発揮し努力したかどうかです。
パッとしない成績であったとしても、一生懸命にやった結果であるならそれは立派な成績でしょう。

それを見極めができるのは、お父さんとお母さんだけです。
少なくとも親だけは、結果だけでなく、その過程を認めてあげる義務があるのでしょうね。