迷ったら、がむしゃらに

迷った時は、目の前にある成すべきことに「がむしゃら」に打ち込んでみることが有効な手段のようです。
ところが100人いたら90人以上の人は、何らかの理由をつけて「がむしゃら」を回避しようとします。
「がむしゃら」になることが、つらい苦しいという連想をするからです。

「がむしゃら」になれる人の多くは、自分が信頼できる「師匠」がいるようです。
スポーツ選手には監督やコーチ、学者には自分が目指したいと尊敬してやまない先生が、いい悪いは別にして宗教には教祖が、政治家にも師匠がいます。

自分が尊敬できる先生がいると素直になれます。
「師匠」がいると、言われたことは素直に吸収でき、迷いがなくなり、やろうとする向上心が生まれ、新たなエネルギーが生まれ、その結果「がむしゃら」になれるといいます。
素直さが人を大きくするようです。

自分の「師」はあらゆる所にいます。
「講演会」にも、「本」の中にも、もしかしたらあなたのすぐ近くにもいるかもしれません。
なぜ「師」が大切かといいますと、「師」がいないと一から手探りで学ばなくてはいけませんし、自分の間違いに気づくのが遅れ、間違った方向に進みやすくなるからです。
「師」は、また自分を認めてくれますので自信がつき、「師」に近づき、乗り越える喜びを教えてくれます。