誰かの支えにはなれる

苦しみのない人生はない 幸せはすぐ隣にある 小澤竹俊

当たり前の生活を送っているとき、人は一人で暮らすことがとても快適です。
ところが、どうしようもないほど大きな困難が目の前に現れると、状況は一転します。
自分には守るべき家族も、支えとなる仲間もいないことに気づきます。
今まで一人で自由だった生活が一変して、急に世の中にたった一人取り残された孤独感にさいなまれる人もいます。

ある人は勝手に言います。
「あなたには支えがあります」と。
しかし、絶望の暗闇で、これから歩いていく道が全く見えない人にとって、その言葉は響きません。
私はそれでも人は笑顔になれることを信じています。
なぜならば、あなたに支えとなる人はいなかった(見つからなかった)としても、あなたは誰かの支えになれるからです。