言葉 2

よく人は「運がいいとか悪いとか」いいます。でもそう考えているのは当の自分だけです。

その人を良く知っている知人から見ればそれは運でも何でもなくて、その人が日頃から言っている言葉が生んだ必然的な結果だということだと分かります。

「いつも、あんなことばっかり言っているからああなるのは当たり前だよ」「やっぱり、こうなるとおもっていたよ。自業自得だね」と言われてしまうほどに、その人の言動が原因となって導きだした当然の結果だと思われています。

でも当の本人は「俺はなんて運が悪いんだ」と何かの所為にしようと考えます。

反対に「あの人が成功するのは当たり前だよ。いつも人のことを思って行動しているやさしい人だもの」「もしあの人に困ったことが起きたとしたら是非助けてあげたいよ・・」のように言われる人もいます。

ふだん発している言葉が、その人の人物像を形成しているのです。

でも当の本人は「自分はなんて運がいいのだろう」くらいにしか思っていません。