行動を起こすこと

目標を達成させることよりも、目標を設定し、その達成のために「行動を起こす」ことの方がとても重要です。
目標を設定するのは、自分が望む方向へと動き出すためです。
ゆえに目標が達成できたか否かというよりも、目標を追求する中で自分がどのように変わっていったのか、ということの方がはるかに大切なのです。

自分の問題を解決し、幸福を見出す最良の方法は、もっと苦しい状況の人を思いやることだそうです。
例えその人の問題を解決してあげることができなくても、相手のことを思いやり、慰めることはできるでしょう。
人を思いやり、人の役に立ちたいと願うことで「自分は本当に幸運なのだ」ということに気づきます。
何も見返りを求めない姿勢が、究極的な人間の喜びと自己実現を体験できるのだと思います。

人生の成功とビジネスの成功のどちらかで成功したいですか?と聞かれたら何と答えますか。
ビジネスの成功と答えた人のほとんどは、今お金が必要だからビジネスの成功を選んだといいます。
今の不満だらけの人生を変えるのは、本当にお金だけなのでしょうか。
そのためにビジネスさえうまくいけば、人生はほんとうに良くなるのでしょうか。
不満な人生を作りだしている本当の原因を変えていかなければ、満足できる人生にはなりません。
ビジネスが成功することだけに集中してしまうと、とても不幸な人生になります。
世の中にはビジネスで成功しても、人生で失敗している人がたくさんいます。

人生の成功の中の1つに、ビジネスの成功があるのです。
人生が家なら、ビジネスはバスルームにすぎません。
家全体のバランスを考えて初めて、いい家ができるのです。