血の通った人間関係

世の中を覆いつくしている競争や実力主義がありますね。組織は有能な者を採り続けるのが最善という考え方です。いかにも論理的に筋が通っているように思えます。

でもそれを徹底したらどうなるのでしょうか。同僚は全員ライバルになり、ベテランは新人にノウハウを教えなくなりますよね。その結果、自分は常に敵に囲まれているような状態になってしまいます。

この好例がアメリカかもしれません。トラブルが起こればすぐに提訴して裁判で争います。人口当たりの弁護士の数は日本の20倍、精神カウンセラーは同じく50倍と言われています。

競争で精神が壊れてしまうような環境より「血の通った人間関係」の方がいいなあ・・。