自分を俯瞰して

わたしの落書き帳から

能力のある人は、競争に勝ち抜くことが正しい生き方だと吹聴する。
こういう人にとって、会社や学校では全員がライバルであり、敵になる。
新人や後輩に、仕事や勉強のノウハウを教えることは、競争相手を利することなのでご法度になる。
いつも、周りを気にしながら神経を使う。
「こんな生き方は辛いだろ・・!」と自分に言い聞かす。

脳は、じっくり考えずに瞬時にイエスかノーの判断をしている。
その判断は、そのときの心の有様で変わってしまう。
わたしの機嫌がよければ肯定的な結論を出すし、機嫌が悪ければ否定的な結論を出す。
これって、怖くないかい。
もっと怖いのは、脳が結論を出してから「この結論がなぜ正しいんだ?」という理屈を後から考えること。
それが、わたしの確信している「正しい考え方」の現実だ。
一体どこに、わたしらしさが存在するのだろう。