自分の人生を何のために使うのか

福に憑かれた男 喜多川泰

自分が成功した暁に、大型のトラックをもらえるとしたらどうでしょう。
トラックって、高級自動車よりも高価なものです。
でもトラックを使って商売する人以外には、トラックをもらっても困ってしまいます。
同じように、人には自分の人生を何のために使おうとしているのかという、生きる目的が必要になってきます。
それが分かっていれば、手に入ったものを見て不安になることはありません。

目標を達成したのはいいけれど、不安になるというのは本末転倒になっている証拠です。
どうやってお金を儲けるかではありません。
どうして自分はお金を儲けなければならないのかということです。
同じように、どうやって成功するかではありません。
成功して、どうしたいのかということです。