自信

小学校高学年にもなりますと、自立は反抗、批判、激しい場合には攻撃という形が現れます。
この時期に反抗や攻撃をしてくるということは、自立がうまく進んでいる証拠で、基本的に今までの子育てがうまくいっているということになります。
「どうして、こんなに反抗するのか」
「こんな子に育てた覚えはない」といいますが、ちゃんと育ててきたから、反抗するようになったのです。
ただ、時には反抗期がとても激しく出る場合があります。
それは大抵、それまで十分反抗ができず、良い子でいたために、あるいは親に抑えつけられていたために、思春期になって一気に爆発した場合が多いようです。

自立した子供は、必ず不安感を持っています。
親の方にも不安はあります。
ここで大切なことは、親が過保護、過干渉にならないことです。
子どもに十分な安心感と自信を持たせることが重要です。
ではどうすれば子どもは自信を持つのでしょうか。
自分で悩んで、考えて、成し遂げることで初めて子どもは自信を持つのです。
人から言われたとおりにやって、仮にうまくいっても、子どもの自信にはなりません。