聞き役に

わたしの落書帳から

何をやるにも、半分明らめ気分でやっていくと、案外ラクな気持ちになれる。
「どうして自分がこれをやらなくちゃいけないんだ!」と怒るより、「気分転換にやってみるか・・」と気楽に構える方が、仕事を楽しくやれること間違いない。

口下手のわたしは、口下手を克服したい、相手に「うまく説明できたら・・」と常々思っていた。
でも、途中であきらめた。
要点だけ説明したら、後は黙ることにした。
真剣に聞き役に徹すると、相手がいろいろと質問してくれた。
その質問に、短い言葉で返していった。
「それは、こうですね?」
「ええ、その通りです!」
「はい、仰る通りです!」と。
会話が途切れても、黙って相手が話すのを待つことにした。
沈黙ができると、気を使って相手が話し出してくれた。
思いの外、会話はスムーズにいったのを覚えている。