結果を気にしない覚悟と行動すること

営業をする場合、商品やサービスの内容(商品知識も含まれます)に自信があるのなら、あせってはいけません。
いつでも「交渉の場から立ち去る」か、「交渉をゼロからやり直す」か、「他の顧客を探すか」のいずれかを選択する覚悟を持ちます。
大切なことは、結果にしがみつかず、結果はどうなっても構わないという心構えです。
「しつこさ」と「熱心さ」は紙一重です。
その違いは、結果を気にしないという「心の余裕」にあるのかもしれません。

話は変わりますが、私はスポーツジムに通っています。
きっかけは知り合いの社長さんに「銭湯に行くといくらか知ってる?」と聞かれたことでした。
社長さんは続けて「銭湯の入浴料は460円、1か月行くと13、180円だろ。ジムに行くと、運動ができてサウナ付きで1か月1万円だよ。タオルも貸してくれてね」といいます。
「僕は風呂に入るつもりで、ジムに行っているんだ」とその方は仰いました。
私はすぐに感化されて、ジムに通うことにしたのです。

インストラクターに私の運動メニューを作っていただき、それをテキパキとこなして、風呂に入って1時間ちょっとで帰宅する、というのが私のパターンです。
私と同じように、すぐ運動に取り掛かり1時間程度で切り上げていく方もたくさんいらっしゃいますが、そういう方は大抵健康そうです。

もう一方で、社交?のために来ている人たちも、たくさんいらっしゃいます。
まず、中々運動にたどりつきません。
話をしながら着替えるのに15分以上、ジム内に入っても長々とおしゃべりをしています。
テレビ付きのサイクリングマシンにまたがり、まったく漕がずにテレビを見ている人もいます。
そして真面目な顔をして「毎日ここにきているけど、まったく体重が減らないんだ」とこぼしています。