終わりがあるから耐えられる

死ぬときに幸福な人より

人の悪口を言う人、人に嫌味ばかり言う人、どこにでも一人はいます。
悪口や嫌味に閉口している人には、次のような話をします。
「そういうことで一喜一憂しても何も解決しませんよ。こちらから注意しても相手が変わってくれるならいいけど、人はそう簡単に変われませんからね。そういう時は、相手を無視すればいいんですよ。30秒も我慢すれば、大体相手は去っていきますから。それでも我慢できないときはこう思いなさい。どうせ人は死ぬんだから・・!」と。

ガンになると、仕事、お金、家族、将来など、さまざまなことに頭を悩ませ、治療に専念できない人が出てきます。
薬の副作用に苦しみ、このまま死んでしまいたいとさえ思う人もいます。
このようなときに処方するのが
「目下の急務はただ忍耐のみ!」という言葉です。
言葉に込められた覚悟というのでしょうか、「頑張って」や「あきらめないで」と、言葉の持つ重みが違います。