相槌を打ちながら・・

相槌の仕方は「あいうえお」が良いのだそうです。
「ああ、そんなんだ」
「いいですね、それは」
「うんうん、分かります」
「えっ、そうなんですか」
「おお、そうきましたか」
相槌を交えて、リズムよく人の話しを聞いていると、相手の話しが深く理解できるようです。

テレビで美しい紅葉が映し出され、奥さんから「今度の休みに京都に行かない」と言われると、男性の多くは「この紅葉の美しい時期に、今から宿が取れるわけないじゃない!」と返す人が多いそうです。
男性は、一気に全体を俯瞰し、問題点を突くのです。
すると女性は、一気にモチベーションが下がります。
「もう二度と、あんたなんか誘ってやらない!」となります。
「そうだな、紅葉の京都は一度行ってみたいね」と相槌をうてればいいのです。
その上で「今年は無理でも、来年は早めに宿を取って行こうか・・!」と言えれば、女性は1年間、事あるごとにその言葉を思い出して、ほっこりできるのです。

女性にそこまで気を使わなければいけないのか、と思う男性もいらっしゃるかと思いますが、女性から男性に嬉しそうに提案してくれる機会なんて、そうあるわけではありません。
我が家では、せいぜい「紅葉がきれいだから、孫と週末、京都に行ってくるわね。ご飯、適当に食べてね・・」という事後承諾の通達があるだけです。
「えー、何だよそれ!!」と言っても、後の祭りなのです。
「あんたと行っても、面白くないから!」で終わりです。

そうならないためにも、世の男性の皆さんは、女性にはくれぐれもご配慮を。
すべては、将来の自分のためですから。