目線を変えてみてみる

がばいばあちゃんの口癖 島田洋七

ばあちゃんと一緒に道を歩いていた時のことです。
田んぼに小さな花が咲いていたんです。
それで私は言いました。
「ばあちゃん、小っちゃっい花やね」
すると、ばあちゃんにこう返されてしまったんです。
「アリから見たらでかい!
何でも人の目線から見ていないで、目線を変えてみろというわけです。

飼っている犬からみたらどうでしょう。
飼い主が男前だとか美人だとかなんて考えていませんよ。
そんなことを考えて悩んでいるのは人間だけなんです。
犬は、うちの飼い主が金持ちか貧乏かどうかということにも気づいていません。
ただ、腹が減ったときにエサをもらえるかどいうかだけの問題。
自分が当たり前と思っている常識を、ちょっと目線を変えて違う角度から見てみたらどうでしょう。