生き物を飼うということ

生き物を可愛がることを教えるのは、思いやりのあるやさしい人間へと育つために欠かせない教育の1つです。
植物を育てることに関しては親も寛容ですが、こと動物となると世話が大変、病気になった時や死んだときのことを考えると二の足を踏む人も多くなります。
でも子供のときに、生き物の世話をすることの意義は計り知れないものがありますので、親は万難を排して実現させてあげてほしいと思います。
ただし子供には、生き物の世話をすることがどういうことなのかを、十分理解させてあげなくてはいけません。
子供が途中で世話をするのに飽きてしまったり、面倒くさくなって世話を親に押し付けるようなときは、きつく叱ってもやり遂げさせなければいけません。
生き物を飼うとは、それだけ大きな責任を伴うのだということを理解させなければいけないからです。

たとえ1匹の虫であっても、生命は尊いのだということを身をもって感じさせなければ、動物を飼う意味はなくなります。