生きる意味を自分で創る

私たちの身体は「原子」が集まって構成されています。
原子は瞬間、瞬間に飛び回っていますから、私の原子の一部は、ついさっきまで私に纏わりついていた犬や猫の中にあった原子かもしれません。
原子は生き物ではありませんから、死にもしなければ増えもしません。
137億年前から変わらず宇宙を飛び回っています。
私はそんな原子を生きている間だけ、部品として使って生きています。
私が死ねば、私の部品はバラバラに飛び散って、次の「生」の素になっていきます。

自分の人生は「数時間」で変えることができます。
「たった1冊の本との出会い」によって。
勉強とは「先代が経験し発見した知識・知恵を受け継ぎ自分のものとする」ことです。
自分一人では一生かかっても分からなかったかもしれないことが、勉強することにより5分で分かることもあります。

勉強とは、1本の木を削ったり磨いたりして、何か意味のあるものを創ろうとすることに似ています。
すごいものを創ろうとすればするほど、挫折しやすいです。
挫折すると自分は「何のために生まれてきたのだろうか?」などと悩みます。
ところが、誰にでも磨くべき木はたくさん用意されています。
それゆえに自分の存在意義は、いくつでも創ることができます。
とりあえず小さいものでいいので、1つ完成させてみましょう。
創るものは、「人の役に立つと心から思えるもの」がいいでしょう。
自分の生きる意味は、自分で創ることができます。