淡々と生きる

遅かれ早かれ、先祖と一緒のお墓に入って(私は閉所が苦手ですから、川に散骨して欲しいと思っています)大自然に帰っていくことを考えれば、目先の成功や失敗など、大したことはないという気持ちになれます。
成功しても失敗しても、結果はどうなろうと「今日も精一杯生きてやろう!」、こんな気持ちでいます。
私は、朝もおちおち寝ていられませんから、4時前には起きて事務所に出勤します。

世間でよく「実力がある」とか「ない」といいますが、実力というものは、言い換えれば「これまでにどんな経験を蓄積してきたか」ということに過ぎません。
「実力」というと、それを向上させるのは難しく思いますが、実力は経験の蓄積と考えれば、誰でもいくらでも増やすことが可能と思えます。

人生というのは、経験を重ねる「試合」の連続です。
経験を積むには、実行力が問われます。
実行力は危機管理の「理屈脳」では生まれません。
実行力をつけるのは、「感情脳」を活性化させることが肝心です。
深く感動する心を持ち、気持ちを奮い立たせ、何事にも感謝できれば、不満が消えますし素直にもなれて、熱意が生まれ真剣になれます。

どんなことが起きても、淡々と「最善を尽くしてみよう」と決意します。
「人生の目的」は、考えるものではなく、行動する中で感じるものでしょう。