気持ちの清算

人間というのはどうしても「自己中心的」になりがちで、「自分の力だけで生きている」と錯覚しやすいものです。
「自己中心的」に生きていれば、どこかでピンチに陥ったときに、手を差し伸べてくれる人は多くありません。
そんな時、なぜか神にすがりたくなるのはご利益が欲しいのではなく、この苦しみから何とか逃れるために「気持ちの清算」をしたくなるからです。

心が「素直」になり、なんでも「ありがたい・ありがとう」という気持ちになれると、今まで否定的だった脳も肯定的な脳に変化して、目の前の状況をポジティブに受け止めるようになれます。
こうなればしめたもので、物事は良い方向へ転がりだします。
感謝の念が身につくと「自己中心的」でなくなり、「素直」になれ、不平不満を抱かなくなり、多少の苦しさ辛さは平気になり、喜びを感じられるようになります。

「人の為に動く」ことに幸せを感じるようになれるのが「感謝」の最大の功績です。