比較から幸せは生まれない

学歴、出世、名声、豪邸、高級車、グルメ・・など、比較した相手より自分の方が上だと思った時に幸せを感じ、自分が下だと思った時に不幸せだと感じる、これは本当の幸福感とはちがいます。

比較する相手によって幸せになったり、不幸せになったりするものは本当の幸せとは言えません。

比較や競争によって得られる「幸せのような」気分を持ち続けるためには、いつまでも比較や競争を続けていかなければなりません。それは辛いものです。

ならば幸せとは何なんでしょうか?

実は「幸せ」とは非常に簡単なことです。生きていること、目が見えること、耳が聞こえること、歩けること、人と話ができることのような当たり前のことの一つでも許されているのなら、それを幸せとして実感できる感性を育むことです。

一見不幸と思われることも、必ずそのことを通して何かに気づかされ、何かが改善されます。つまり、どんなことも幸せにつながっている、どこにでも幸せは存在している、ということに気づくことでしょうか。