本から学ぶ

 

三内丸山遺跡

わたしの落書帳から

自分一人なら一生かけてようやく分かることが、勉強すればたった5分で分かることもある。
こうやって文明を築いてきたからこそ、人間は他の動物と一線を画しているのだろう。

自分を磨いて何かの役に立てたとき、はじめて人生に意味が生じたと自覚できる。
勉強している学生の頃は、まだ何かの役に立つことは難しい。
一本の木を削りながら彫刻を掘っているようだ。
木を削りながら、ほんとうにこの削り方でいいのだろうかと迷っている。
すごいものを創ろうとすればするほど、難しくて途中で挫折することもある。
そして自問する。
自分で創りたいものは、ほんとうにこれでいいのだろうかと。

そんな時、一冊の本に出合い、迷いを払拭してくれることがある。
いつの時代も、みんな迷いながら生きている。
過去の偉人さんが、悩んだ末、乗り越えてきた軌跡を本に残してくれている。
これを利用しない手はない。