朝の過ごし方でストレス解消

ストレスから解放されるために効果的な方法は、朝の過ごし方だと精神科医が言っていました。
朝起きてから1時間の間に、どうやって意識を上げることができるのかが大切なようです。
起きたら深呼吸をして、次にやるべきことを1つ1つ意識化して集中してみる、これだけで1日の気分がすこぶるよくなるようです。

ウツ状態というのは、「ブレーキを踏みながらアクセルを吹かしている状態」といわれています。
ウツの時は、傍から見るとじっとして動いていないように見えますが、当の本人はものすごく強くアクセルを踏みこんでいます。
でも同時にブレーキも思いっきり踏んでいるので、動けないままエネルギーはどんどん消費されていく状態なのだそうです。
だから疲れるのです。

これはウツの人だけでなく、誰でも大なり小なりアクセルを踏みながら、ブレーキも2割くらい踏んでいるのだそうです。
なぜなら、私たちは素直にアクセルだけを踏んでいくことに抵抗があるからです。
私たちは、アクセルを踏みながら、ブレーキも2割くらい踏んでいることを「頑張る」ことだと思い込んでいます。
本当はブレーキをフリーにしてアクセルを踏めばスムーズに走るのに、それでは楽すぎて、頑張っているようには思えないのかもしれません。

でも、好きなことをしている時はブレーキは踏みませんし、アクセルを全開して、ものすごくハードなことをやっていてもとても楽しいのです。
「頑張る」という感覚は、「嫌なことを頑張る」というニュアンスで使われます。
そういう意味の「頑張る」ことはやめて、気楽にやったほうが成果も出ますし、とても賢明なのです。