普通は日々実践してこそ「普通」になる

人のご縁ででっかく生きろ 中村文昭

我が家の普通は子どもの前で本を読むことです。
「お父さんはな、人に喜んでもらうために話しをしに行っているんや。せやから勉強せねば」
もちろん本当に勉強は必要です。
そうやって僕が本を読んでいるうちに、息子たちは競うようにマネして、いつの間にか本が好きになりました。

乗り物に夢中な息子たちは、どうやら、お父さんのように本を読んでいたら、大好きな飛行機や新幹線に乗れるようになると思っているようです。

僕は1枚のはがきが次のご縁に繋がると信じていますので、しょっちゅう手紙を書いています。
手紙を書くと、全国から返事がきますので、家の郵便受けはいつも満杯です。

この4つを、僕は子どもにとっての「普通」にしたいと思っています。
正しい正しくないの判断ではなく、それが普通で当たり前だからやっている、ただそれだけのことにしたいのです。
「普通は」日々実践してこそ「普通」になるのです。