昔から自分と他人を比べて一喜一憂していた

今日が人生最後の日だと思って生きなさい 小澤竹俊

自分の容姿や能力、持ち物、あるいは夫の仕事や子どもの成績などを他人と比べ、優越感を覚えたり劣等感に苛まれたりしてしまう。
そんな経験をしたことのある人は、少なくないはずです。
中には他人と比較して、「自分自身や自分の人生には価値がない」とまで思ってしまう人もいるかもしれません。

よく「上には上がいる」「他人と比べても意味がない」といわれますが、私は健康なうちであれば、比較の価値観に振り回されても仕方がないと思っています。
自分に絶対的な自信があれば、おそらく他人を気にしたり、自分と他人を比べたりせず、自分の生き方を貫くことができるでしょう。
しかし世の中、そんな人ばかりではありません。
「隣の芝生は青い」ということわざがありますが、昔から多くの人が、自分と他人を比べ、一喜一憂していたのです。