振り子

わたしの落書帳から

人生は振り子のよう。
幸と不孝、喜びと悲しみ、成功と挫折が交互にやって来る。
自分にとって都合の良いことだけ起きることはない。
そうだとしたら、振り子は左右どちらかの空間で止まってしまう。

人間は、苦を別の苦に変えて生きている。
お腹がすいたら、ご飯を食べる。
ご飯を食べて、お腹が苦しくなったら食べるのをやめる。
立っていて疲れたら座る。
座っているとお尻が痛くなるから立つ。

人生が振り子のようだと理解できると、うまくいっているときには謙虚になれる。
また、どん底状態のときにも生きる力を失わずにすむ。