挑戦する勇気

自分が一生をかけてやりたいと思えることは、真剣に工夫を重ね、時間をかけた経験の中から生まれてきます。
やりたい事というのは、人の役に立てると自信のあるもの、人を幸せにできると信じられるものの中にあります。
ゆえに、仕事であろうと、趣味であろうと、真剣に取り組み続けていることの中に、自分の人生を通じてやってみたい仕事に巡り合えるのです。

多くの人は、まずお金を貯めて、いつかやりたいことに備えます。
けれども、やりたいことが見つからず、人が持っていて幸せそうなものを手に入れるために、貯めたお金を使ってしまいます。

失敗しなことが成功でしょうか?
成功するというのは、数多く失敗をしていることと同義語です。
成功するとは、誰よりも数多く「挑戦」してきた証ですから。

小さい子どもは、挑戦に飢えています。
何でも自分でやりたがります。
コップに大きなペットボトルから飲み物を入れたり、それを運ぼうとしたりします。
でも、親はそれをやらせたくはありません。
こぼすと面倒ですし、運んでいる途中で落としたら、グラスが割れて危険だからです。
そして、「まだ、お前には早い。余計なことはやるな!」と怒ります。
それを続けると、子供はどうなるでしょうか。
そう、子供は挑戦する勇気を失っていきます。