持病は健康の価値を教えてくれる

しあわせトリック おかのきんや

これは、外国産のうなぎを輸入している、ある商社の話しです。
水槽に入れて生きたまま空輸した所、日本に着くまでにうなぎが全滅してしまったそうです。
試行錯誤した末、ある画期的な方法が見つかりました。
その方法とは・・・
ウナギの水槽の中に、ピラニアを1匹入れたのです。
うなぎたちは緊張して、1匹も死なずに空輸することに成功したそうです。

ある農業の名人の話しです。
その人は同じ面積の畑から、他の農家よりも多くの収穫を得ます。
その秘密は、作物の種を冷蔵庫に保管しておくことでした。
種は冷蔵庫に入れられると、その低温に生命の危険を感じ、生命力を増大させるのだそうです。
そんな生命力の強い種を蒔くため、収穫量も多くなったのです。

話しは変わって、完全に健康体の人はそうはいませんよね。
たいていの人は何か持病があるもんです。
でも、ちょっとした持病があるからこそ、健康の有難さを味わうことができるのです。
花粉症の人は、花粉の時期が過ぎたとき「ああ、鼻水が出ない、くしゃみが出ない、目がかゆくないって何て快適なんだろう」と心の底から思うはずです。
でも多くの場合、そんなことは一瞬で忘れてしまい、健康を当たり前のこととして過ごしてしまいます。
だからこそ、「健康ってありがたいな」と思える一瞬は価値あるものだと思うのです。

体は毎日、文句も言わず動いてくれます。
心臓なんて、生きている間中、一瞬たりとも休むことなく動き続けてくれています。
たまには立ち止まって、そんな体たちの調子をうかがい、普段、思い通りに動いてくれていることが、どんなにありがたいことかと感謝する、そんな時間があることで私たちは健康と向き合うことができるのでしょう。