「手紙屋」 喜多川泰
昨日のレモンの例でも分かるように、想像力によって手に入れられるのは、それを手に入れたらどんな感じになるかという疑似体験であり、そこに至るまでの道筋を考え、実際の行動へと駆り立てるのは意思の力です。
想像力で手に入るのは、設計図と完成予想図なのです。
それに従って実際に行動を起こさなければ、残念ながら完成を手に入れることはできません。
実際に行動し始めて、想像したものが創造されることになるのです。
実際に行動を起こす前にもう１つだけ手にしておくべきものがあります。
それは「覚悟」です。
例えば、あなたが１億円を手にする方法を知りたいとします。
その方法が書かれた本は、書店に行けば数千円で売られています。
これが意味することは何か？
成功するためには必要なものは、方法ではなく行動である、ということです。
成功を手に入れるために必要なものは、ほんの少しのお金と、たくさんの行動なのです。
あなたは自分の欲しいものを手に入れるために、あなたの時間をどれだけ差し出すことができますか？
その成功は、どれだけ大変な思いをしても手に入れたいですか？
こう聞かれたら「はい！」と答えられるだけの覚悟はありますか？