感謝を知ることで

わたしの落書帳から

「ありがたいなあ・・」
「ありがとうございます!!」
こういう気持ちになれると否定的だった脳も肯定的に変わり、目の前の情況を前向きに受け止めだす。
「感謝を知ることで」人は自己中心的でなくなり、素直になれ、不平不満から解放され、何にでも喜びを感じられ、人のために動けるようになる。 

分が今まで大事だと思っていた地位や名誉、財産なども「あなたに残された時間はあと半年です・・」と医師に告知された途端、無意味に感じられるはずだ。

将来の夢に向けて一生懸命励んで勉強してきた人が、「余命半年」と言われて、果たして勉強を続けていくだろうか。
数年後に家を買いたいと貯蓄に励んできた人が、「余命半年」と言われて、そのまま貯蓄を続けるだろうか。
未来を失うと、目標としている夢や今を生きる力を与えてくれた楽しみも奪われてしまう。
でも、これは誰にでも起こりえる現実である。

このブログは、すべて私自身に向けたメッセージなので、これを読む人がどう考えるかは自由
自分が今まで執着してきたものは、死を目前にすると大したことではないことを知った。

死があることで、私の心は穏やかになれる気がする。
死と向き合うための生き方を、ホスピス医の著書から学んでいきたい。
次回からは、どう生きていくかについてしばらく連載しようと思う。