感謝というエネルギー

 

虹の向こうの遥か彼方に宝物を探しているせいで、自分自身が宝物であることを忘れていませんか。
周りを見回せば、自分より多くのものを持ち、ずっと幸せそうな人たちがいます。
自分の中のぽっかりと空いた穴を埋めようとして、周りの人たちにすがりついてみます。
でも、そこからは物も幸せももたらしてはくれません。
それらは自分自身の開拓をしなければ得られないものだからです。

感謝している時は、心身に望ましい変化が起きていることが分かっています。
心拍数と血圧が下がり、消化機能が高まっています。
ストレスも減り、免疫システムが活発になっています。
感謝はエネルギーですので、これを使えば不幸や不満を感じる面を抑え、順調な面を促進できるといいます。

試験官に水を入れ、「愛と感謝」と書いた紙を貼って水の結晶を検証すると、美しいレースのような結晶を構成することが立証されています。

人間も、感謝を感じているときの脳の血流を調べて見ると、血流が増えていることが知られています。
感謝すると気分は高揚し、安らぎを感じて、肯定的なふさわしい行動がとれるようになるといいます。