感謝しながら「悲観的」なことを考えることはできません。
人生の中で生まれるチャンスに「感謝しながら」、「人生は最悪だ！」という考えは両立しないからです。
ごく自然に人生を本質的によいものと見なし、その価値を認め、起こりうる最良の結果を信じ、どんな状況にあっても最も肯定的な面を重視する人は、人に愛され成功します。
そのためにはどんな状況の中でも、価値を認めるような考えを常に選択し続けることです。
「私って何てかわいそうなんだろう！」と思いながら、自分の惨めな面を数える人がいます。
「恋人に振られた」「上司に怒られた」「家族とけんかした」・・など。
でもその状況の中から「感謝」できることを探し始めたとき、例えば「振られた」おかげで惨めな関係から解放されたことに気づいたり、「振られた」おかげで自分の気づかない欠点を知ることで自分を成長させることができたことが理解できます。
感謝の思いを妨げているのは、不平不満です。
否定的な考えが浮かんだら、その中に肯定的なものはないかを探す努力をして、否定的な考えに反論することで感謝に係わる思考に変えていきます。
やがて感謝が本物になれば、悲観的な考えは遠ざかります。