情報

世の中に出回っている情報のほとんどは無くてもいいものが多いようです。自分にとって大切な情報は数%程度かもしれません。

その数%の大切な情報を「知識」といいます。
その知識を自分の問題の解決に使えたとき、知識は「知恵」に変化します。

数%の知識を得るためには、教養と世の中に対する見方、人との関わりなどの世界観が必要です。
教養と世界観を身につけていくことによって、多くの情報の中から大切な情報を選別することができるようになり、それが知識となっていきます。

世界観を養うには「考える人」になることです。
職人さんを見れば分かりますが、どうやったらこの仕事がうまくいくか、いつも試行錯誤しています。
私たちも自分の趣味のためには「考える人」になれます。どうやったら、ゴルフの球を遠くまで飛ばせるのか、どうやったら多くの魚を釣れるのか考えます。

同じように悩みや苦しみを何とかしたいと切実に思ったときに、人は「考える人」になり、その解決のための情報の選別を始めます。

それですぐに問題の解決に至るわけではありませんが、実践を繰り返していくうちに、知識を知恵に変えていく方策が必ず見えてくるのだと思います。