思いやるということ

死ぬときに幸福な人より

夫が傍にいるだけで苦痛、もう顔を見るのも嫌、30分一緒にいるのさえ耐えられないと訴える奥さんが全体の30%にも上るそうです。

夫はこれまで、会社や仕事が最優先事項でした。
妻や家族は二の次でした。
病気になると、それが目立ってきます。
元気なときには、問題に気がつきにくいものです。
そもそも、人生で一番大切なことは何かを考えることがありません。
病気になったり、大きな困難に直面したときに初めて、自分にとって何が一番大切かを考え始めるのです。

できれば、子育てや教育が大変な時期から家族を思いやることができれば、自分が定年を迎え、自宅で過ごす時間が増えても、家族から疎外されることはないのかもしれません。