思いっきりの笑顔

わたしの落書帳から

目の前にニンジンをぶらさげて、それをご褒美にしてがんばってきた。
若いうちは、これで良かったのかもしれない。
しかし50歳も過ぎたら真逆の発想で「もう明日は来ないかもしれない・・」ということを、頭の片隅にとどめておく方がいいと思うようになった。
すると、「そうか、もう無理をしなくてもいいんだな・・・」と安堵できたのだ。
安堵すると、自分の成績のことより「この人に喜んでもらうのにはどうしたらいいのだろう?」と考え始めていた。
そうすると不思議なもので、いいことが雪だるまのように大きくなっていく体験を何度もした。

何かを求める生き方を改め、自分の持っているものを分け与えていく生き方に変えてきた。
分け与えるのは、モノとは限らない。
思いやり、親切、やさしさ、そして思いっきりの笑顔なんて素敵じゃないかな。