心配するとは

心配したり悩んだりするのは、生きるエネルギーになります。
心配するとは、裏返せばトラブルやアクシデントを乗り越えて平穏な時間を取り戻したい、幸せになりたいという、前向きな気持ちの現れでもあるからです。

人の感情は、意識しなければマイナス思考をするようにできているといわれています。
心配の原因を冷静に分析すると、まさに心配しても無駄なことにエネルギーを浪費していることに気づくことがあります。
心配症の性格を上手に利用すると、よい方向に進んでいきます。
「心配」を「心配り」に変えるのです。
「心配り」を前向きに生きるエネルギーにするのです。
そうできれば、心配性も悪くはないなと思います。

自分にとってつらい事実を受け入れることで、心配を遮断できます。
事実という状況が変わらないなら、自分が変わってしまうことです。

「このままでいいのだろうか?」という心配がよぎったら、それはよいことです。
幸せ探しのきっかけができたからです。
嫌なことが起こったら、その中にも必ずある「感謝できるもの」を探してみましょう。
きっと気持ちがやわらぎます。