幸せになりたかったら人を喜ばせること

人を喜ばせることによってしか、幸せにはなれません。
なぜなら、自分のことばかり考えていると、マイナス感情が芽生えるからです。
ちょっと想像してみましょう。
世界中の飢えている人たちの写真を前にして、ご馳走を出されたら、どのように感じますか?
やはり、ご馳走を食べることに大きな抵抗を感じてしまいます。
内戦で家も家族も失った幼い子供の映像を見ながら、お酒を飲んでカラオケして、バカ騒ぎをしたいとは思いません。

自分を喜ばせることだけを追求していると、後ろめたさや罪悪感が生じます。
自分を喜ばせることだけを追求していると、自分を好きになれません。
自分を喜ばせることだけを追求していると、人のことはどうでもよくなり、孤独になり淋しい思いをします。
自分を喜ばせることだけを追求していると、いつも不安で気持ちに安らぎがありません。

反対に、人を喜ばせることを追求すると、自分が好きになります。
人を喜ばせることを追求すると、苦労が楽しくなり、自分を認められるようになります。
人を喜ばせることを追求すると、結果は伴わなくても好意が伝わるので、相手の方に感謝され、うれしくなります。
人を喜ばせることを追求すると、共感者が現れて連帯感が深まります。
人を喜ばせることを追求すると、自分の気分に左右されず目標に向かい行動できるので、気持ちが安らぎます。

「幸せとは自分の心の安らぎのこと」ですから、人を喜ばせることで自分も幸せになれるのでしょう。