寿命は不公平

日本人の死に時より 医師の書

寿命というのは不公平に与えられています。
他人を羨んだり、自分の命を無理に延ばそうとしても苦しいばかりです。
自分に与えられた寿命を十分に生かし切ること、それが苦しみの少ない最期につながるのではないでしょうか。

寿命が近づいた段階であわてても、それは手遅れです。
若いうちから、悔いのない生き方をしておかなければなりません。
長寿を願ったり、健康情報に振り回されている人たちは、今を忘れて遠い先ばかりを見ているように思われます。