子供の成長期

「今日はね、ボクたち運動会の練習をしてね、〇〇君と徒競走したら勝ったんだよ。それとね、フォークダンスはね・・・・」子供が今日一日に起こったことを目を輝かせながら話してくれる時は、お母さんにとって至福の時だろうと思います。
なんでも話してくれるということは、隠し事がありませんから安心でもあります。
しかし、高学年になるにつれ「ねえ、お母さん・・」が少なくなってきます。
友達の占める割合が大きくなるからです。
だからと言って「今日は何があったの? それからどうしたの・・」と根掘り葉掘り問い詰めても、子供の口はますます重くなるだけです。

こんな時は、話題をもっと一般的なことに移していけばいかがでしょう。
つまり、大人の会話に近づけていくのです。
これまではお母さんが聞き役に徹していましたが、今度はお母さんが自分のことを話してみるのです。
「今日ねお母さんこんなことがあったのよ・・。どうしたらいいと思う?」と相談事を交えてもいいと思います。
子供は一人前に扱ってもらえるのがとてもうれしい時期です。

でも子供は子供です。本当に親の助言や励ましが必要なときはあります。
その時は、安心して何でも相談できる雰囲気だけは用意しておいてあげてください。