好きなことに没頭するとき

わたしの落書帳から

「幸せとは心で感じるもの」と繰り返し自分に言い聞かせてきた。
特定の目標が達成できたとき、何かを手に入れたとき、が幸せなのではない。
それは一時的に納得したに過ぎない。

特定の目標が達成できれば、また新しい目標を設定する。
それに向かってあがき始める。
あらたな苦しみの始まりだ。

あれが欲しい、これが欲しいというのは、幸福を追い求めているのではない。
単にそれは、欲望を満たそうとしているだけ。

時間を忘れて、好きなことに夢中に成っているとき。
後で振り返って「あの時は幸せだったなあ」と思える。

幸せに包まれているときは、幸せに気づかない。
幸せは、後で気づくもの。