女性脳と男性脳

右脳(潜在意識、感じる領域)と左脳(顕在意識、考える領域)の脳神経細胞をつないでいる、神経細胞の束である脳梁ノウリョウが脳の中央部にあります。

女性の脳梁は男性に比べて20%も太いそうです。つまり女性は右脳と左脳の連携が非常に良いことになります。女性は感じたことがすぐに顕在意識に行くので「おいしい」「うれしい」「ひどい」といった感情がすぐに言葉となって発することができるのだそうです。ですから今の気持ちをとりとめもなく話し続けることに心地よさを感じるそうです。またこのような話しの情報を引き出しにしまっておいて、何十年経っても瞬時に引き出せる特技があるのだそうです。

一方男性は、右脳と左脳の連携がよくないために、感じたことが中々顕在意識に現れません。「このハンバーグの肉汁が素晴らしい・・」と言った会話は普通しません。男性はその間何をしているかと言うと「今感じていることを右脳で無意識に整理している」のだそうです。その結果、男性は結論からものが言えるのだそうです。

このように男女の脳のつくりが違うことで次のようなことが起こります。

夫婦や恋人同士で会話をしていて「元カノ女」の話になりました。「ねえ、元カノ女美人だったんだ~」「まあ、確かにきれいだったな。みんなが羨ましがっていたよ」「ふ~ん、そうだったんだ」・・・女性は少しムカついていますが、その場はそれで終わりました。ところが、ずい分時間が経って二人が喧嘩になったときに突然男性に絡んでくるときがあるのだそうです。

全然別の理由で喧嘩になっているのにも係わらず「あなたの元カノ美人だったんだってね、だから何なのよ・・・!」「えっ、俺そんなこと言ったっけ」「何とぼけてんのよ。そんな事も覚えていないの・・!」と女性は大分前のことを瞬時に思い出すことができるそうです。ほんとうに男性はそんな話しをしたことすら覚えていないことが多いので、お手上げになってしまうのです。