女性の名誉のために

女性の名誉のため、なぜ女性が「わがまま」なのかを話しておきたいと思います。
そもそも精子さえ提供すればよい男性と違って、女性は生活空間で優遇されていなければ「種の保存」が叶いませんので、基本的に「自分のこと」を優先しなくてはいけません。
そのように脳がセッティングされているようです。
おしゃべりを通して必要な情報を貯蓄するのも「種の保存」に役立つからです。
そのために左右の脳を結ぶ脳梁が、男性のより20%太くなっているのです。

話しは変わりますが「うつ的症状」の陥った人に希望や目的を取り戻してもらう「言葉の処方箋」があります。
「あなたの居場所はどこにありますか?」
「あなたは何のために存在しているのですか?」
「残された人生を充実させられますか?」

 自分を見失った場合、このような人間としての根源的な、人間の尊厳に触れる質問を自分に問いかけてみるといいといいます。
こういうことを考えるのは大変ですし、面倒なのですが、ただそこを曖昧にしていると「人生という川」に流されて溺れてしまうかもしれません。

人と比較して一喜一憂するのは「人生の役割」が見つかっていない証拠だと言います。
自分の「役割や使命」を見つけることができれば、人と自分を比較する必要はなくなるからです。
自分だけの「土俵」の上で、粛々と生きていけばいいのですから。

もっと言えば「死」を前提に人生を見つめ直してみると、人との比較なんてどうでもいいことのように思えてきます。
「あの人よりお金がある」
「あの人より有名になった」
「あの人より偉くなった」

 これらのことが「死」を目の前にして、どれほどの価値があるのでしょうか。
「役割や使命」は、自分以外のものに関心を持つと発見しやすいと言われています。