女性に嫌われる前に

「女性は共感されたい」「男性は問題解決をしたい」のです。
遠い世界まで、問題解決のために命がけで出かけてしまう男性のことを、女性はよく理解できないそうです。
正義感の強い男性は、家でも愚痴をこぼしません。
でも女性は、
「いやー、こんなことが起きて大変なんだよ、胃が痛くて参ったよ~」
「まあ、それは大変ね~」
というような会話があれば男性に寄り添えるのに、黙っていられたら彼の世界から疎外されたようで、ひどく悲しくなるのだそうです。
強くてクールなスーパーヒーローでも、女性から見たら朴念仁(無口で愛想のない人)に見えてしまうようです。

「なんだか腰が痛くて」
と女性に言われた場合、男性は何と言ってあげればいいのでしょう。
「医者に行ったの?」
とやさしく言ってあげる?
そうではなく、共感してあげるのです。
「腰が痛いの? それはつらいなあ~」
と、しみじみと共感するのが正解だそうです。

奥さんが買い物袋4個、何とか持ち帰って
「重かった~」
と言ったら、ご主人が
「なんでそんなに持てないほど買ったんだ?」
と言い放ったそうです。
すると息子が出てきて、荷物を受け取り
「え~、こんなに重いの持ってきたの。かわいそうに、電話くれたら迎えに行ったのに」
と言ったそうです。
どちらがヒーローになれるのかは言うまでもありません。

「医者に行ったのか?」も「持てないくらい、そんなにたくさん買わなくても」も、男性の問題解決能力がなせる技です。
現状を把握して、次の一手をすばやく打つための対策です。
このような返しができる男性は、会社でも機動力があり、頼りにされます。
でも女性相手の場合には、言葉を発する前に一呼吸しましょうか。