失敗しない人とはチャレンジしない人

絶対に失敗しない人とは、危険を冒さない人です。
「失敗」は、安全を超えた何かに挑戦する勇気を持っていたことを意味します。
素晴らしく、納得のいく人生を送ろうとすれば、ただ生きているだけの人たちよりも多くのチャレンジをして、その結果、より多くの失敗も体験するでしょう。

何かに失敗したら、何を重要視してきたのかを考えてみます。
それが実際に重要なことならば問題はありません。
自分が選択をしたのですから納得ができます。
やろうと決めたことと、別の重要なことを天秤にかける場合、大切なことは「自分との約束」を守ることです。
ほとんどの場合、自分との約束を守ることより、他人との約束を守ることに気を使うからです。
誰かとの誠実な約束は、同時に自分自身との約束でもあります。
それを破ると自分が傷つきます。

完璧主義の最大の弊害は、大切なことをやるのを邪魔することです。
完璧主義は、罪の意識をもたらします。
罪の意識はストレスを生み出し、ストレスが増えるとさらに罪の意識を感じるようになります。

今やるべき仕事を「グズグズ延ばし」ていると罪の意識ができます。
また、どうしてよいか分からない仕事があり、それから「逃げて」何も手を打たない場合も罪の意識ができます。
罪の意識が誤った自分のイメージを知らせる信号なら、今とるべきことは何でしょう。
それは自分のイメージを変えることと、行動を変えることです。
自分のイメージを変えて気を楽にし、とりあえずやるべき事を「やってみる」ことです。