反抗期

以前は中学2年生くらいに始まった反抗期も、最近は少し早まってきているようです。
反抗期は誰にでも必ず訪れるものですから、慌てる必要はありません。
むしろ反抗期が表面に現れなかった子供の方が心配です。
のちに「登校拒否」、「家庭内暴力」などの深刻な心の問題に苦しむケースが多いからです。

反抗期の子供は、自らの心の中に湧き上がってくるさまざまな矛盾や葛藤と闘いながら反面、意外に冷静な目で親の反応を伺っています。
そんなとき、親がオロオロしていたら子供はがっかりするでしょう。
「おまえも、いつの間にか大人になったなあ・・」くらいに言ってあげれば、子供も拍子抜けすると同時に「うちの親も中々やるなあ!」と思うかもしれません。

自分の反抗期を振り返ってみれば分かるように、反抗期をそんなに心配することはありません。
親が自分の反抗期のことを思い出して、子供に聞かせてあげるのもいいことです。
子供と気持ちが通じるきっかけになるかもしれません。