利他主義とは

利他主義について、5人家族で話し合いをしていたときのエピソードを聞いたことがあります。
「利他主義」について意味をのみこめない小学生の娘さんに、14歳になるお姉さんの一言です。

「利他主義というのはね、自分よりも相手の得を考えてあげることなの。そうすることで、自分もうんと得をするのよ」
「えっ、どうして」と、真意をつかめないでいる妹に、彼女はこう答えました。
「私たちがね、みんな自分の得ばかり考えていたら、自分の得を考えているのは自分ただ1人でしょ? でもね、たとえばうちの家族が、みんな相手の得を考えたとしたら、自分の得を考えてくれる人が4人もいることになるのよ!」

赤ちゃんのころは、生きていくのに人の助けがいります。
人生の最後、年老いてからも生きていくのに人の助けがいります。
けれども、人生の中間、そこでもやはり、生きていくのに人の助けがいるのです。

 

お知らせです。
今日から1週間旅に出ます。
自転車で郡山まで(200キロちょっと)行き、新幹線に飛び乗って青森を回って郡山まで戻り、また自転車で文京区の事務所まで戻ってくるというものです。
そのため、ブログの更新が時間の都合でどうなるか心配です。
年寄りの旅日記を配信できたらいいなと思っています。
では、行ってきます。